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◆世界遺産探訪




タージマハル ★★★★

種類:文化遺産 所在国:インド 探訪日:2000年1月


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自然好きの僕が一建築にこれほど感動させられるとは予想外だった。「美しい」という以上の言葉で褒め称えたい名建築。




[タージマハルの魅力]
世界一美しい墓として知られるタージマハル。白大理石でできたこの絢爛たる墓廟は、ムガル帝国の皇帝シャー・ジャハーンが彼を残して先に逝った最愛の妻ムムターズ・マハルのために建造したものである。愛妃に先立たれた皇帝は彼女の記憶を永遠に留めるため、この墓廟の建設に没頭した。これを美談として受け止めるか、わがまま皇帝の狂人沙汰だとあざ笑うかは人それぞれだが、どうあれ、この白亜の建築が世界中の賛嘆の声を欲しいままにしていることは事実である。完璧なシンメトリでありながら、堅苦しさより優しさを感じられるのは愛を土台にして建てられているからだろうか。圧倒的な美で人を魅了するものが確かにあるということを、タージマハルは教えてくれる。

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まるで絵を見ているよう




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満月が淡く照らすタージマハル


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夜明けとともに赤みが増す

[夜明けのショー]
満月の日にタージマハルを鑑賞するのはポピュラーだが、月明かりに浮かび上がる妖艶な姿だけで満足するのはもったいない。せっかく高い入場料を払うのだから、太陽が完全に昇るまでのショーをじっくり鑑賞したい。まだ闇が支配的な時間に墓廟に上ってみる。裸足で踏む大理石の床は意外に生暖かく、足裏に砂がざらつく。空がピンク色に染まり始めるとタージマハルは輪郭を濃くする。朝日が完全に顔を出すと、タージマハルは桃色から橙へとわずかな時間で変化し、さあ燃えるような赤になっていくのかと期待していると色はすっと抜け本来の白に落ち着く。まるで狐につままれたようだったが、その白は目が覚めるような優美さを備え、ただ見惚れているしかなかった。



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