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◆世界遺産探訪




カジュラホの建造物群 

種類:文化遺産 所在国:インド 探訪日:2000年1月


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彫刻の文化的・芸術的価値は確かに高いのかもしれない。しかし、わざわざインドまで足を運ぶ価値はないかな、というのが正直な感想。




[カジュラホの魅力]
ヒンズー教寺院の外壁に大胆に彫り上げられた有名な「ミトゥナ像(男女交合像)」は、エロティックでありながら決して陰なイメージではなく、晴れ渡った空の下にあっけらかんと存在している。絶妙な曲線で描かれた健康的かつ魅惑的なボディーラインは、なるほど一見の価値はある。しかし、いくつかの群に分かれて建つヒンズー教寺院やジャイナ教寺院にインパクトはなく、インドの歴史や宗教あるいは寺院建築に造詣の深い人を除けば、感銘を受けるというほどのものではない。素朴な田舎町という好意的な評価をカジュラホに与える旅行者もいるが、小さな町だけに観光地ずれしたインド人たちからの逃げ場所がなく、逆に都会よりも疲れることがあるのでそのつもりで乗り込んだほうがよい。

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不思議とやらしい感じはしない




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夕暮れに映える木


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田舎の生活が垣間見える

[自転車で郊外へ]
カジュラホの町を少し離れると、そこには本来の田舎の風景が広がっている。菜の花畑にシルエットが特徴的な大きな樹が立っている。恋人たちが秘密の待ち合わせをしてそうな甘い景色だ(インドでは自由恋愛はまだ難しいので、この推測は案外当たっているかもしれない)。赤いサリーに身をまとった女性が水瓶を頭に乗せて毅然と歩いている。これから夕げの支度を始めるのだろうか。ボロボロのシャツを着た裸足の子どもたちが「ギヴ・ミー・ペン!」と自転車を追いかけてくる。しかし、子どもたちの目には無邪気な光が満ちていて嫌な気分にはさせられない。ミトゥナ像も見飽きて、うるさいインド人から解放されたいという人は村の中心から東南方向を目指してペダルを漕ぐことをオススメする。



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